ビジュアリゼーションカンファレンス展示の写真

ビジュア「リ」ゼーションカンファレンスが正しいようなので修正しました。

産総研

高精細映像処理装置 VMP/SHD

http://unit.aist.go.jp/itri/news/press-release.html
産総研のSuper High Definition での映像オーバーレイプロセッサの展示。
XilinxFPGAボードを4枚使ってた。実際には3枚でそれぞれRGBを別々に処理している。OSDもあり。

拡大縮小自由自在。4K出力をデモってた。流石に強烈。

スケーリングの品質までは評価していないようで、フィルタの質問をしたけど歯切れが悪かった。

KGT

高精細/高解像度タイルドディスプレイ「xK」


こういうの多いな。流行かな。
フルスクリーン(前面に1ウィンドウを出す大画面用途)だけでなく複数ソースを任意拡大縮小して合成するマルチソースにも対応。プロジェクタ代わりに複数のユーザーが自分のプレゼンを好きな場所に出すことができるコラボレーションツールとして。便利そう。
構成としてはディスプレイの列ごとにDisplay Nodeが1台担当し、これをMaster Nodeが統括。間は1Gbpsネットワークで接続。これにアプリケーションノードから要求を出して表示を行う、という方式。

Philips裸眼立体視ディスプレイ&AVS/Express


http://www.kgt.co.jp/feature/philips/
PHILIPS裸眼立体視ディスプレイと OpenGL FREEDOMを組み合わせてAVSの出力をステレオ化。専用ハード化してるらしく速い。
従来のスリットタイプや単純なレンチキュラなんかに比べたら、非常によくできてるなあとは思うけど、段々きもちわるく・・・。両眼視差以外の方法ってないのかな(水晶体レンズ調整でやろうと思ったら対象物体と同じ大きさの光源を重ね合わせて表示できる不思議機構が必要、ってなんか面白そう)

日本SGI株式会社


http://www.sgi.co.jp/products/asterism/1188902_1386.html
TESLA(GPU)によるレイトレーシング。ソフト処理の24倍だったかな。
あと動画像をフィルタ処理するデモがやってたけど、サイズがQVGA(320x240)で3~6fpsとあんまりインパクト無かった。
追記:勘違いかも。3~6fpsだったのはソフト処理かも。なんかまだ開発中とか言われた覚えがある。

クリスティ・デジタル・システムズ

HoloStage(R)-MINI


液晶シャッターゴーグルで見るとステージ上に立体画像が浮いて見える。更にモーショントラックでゴーグルやコントローラの位置を測定して、それにあわせた画像に変える。NHKとかの科学番組で見た覚えあるなあ。96fpsで切り替えてるそうで、ここまで速いとほとんど切り替わってるのがわからない。実際使わせてもらったけどこれは面白い。家の内装とかのシミュレーションに使うと凄いかも(スクリーンを床に張らないといけないが)