メモリ不足いろいろ不足

普段使っているMacBookがこのところとても反応悪い。
Safariでちょっと画面をクリックしただけでレインボーカーソルになったかと思うと、そのまま数分間うんともすんとも・・・とかは当たり前。iTermを選択して入力を始めたは良いがレインボーにすらならずに黙殺を決め込んでみたり、ことえりが数秒前にタイムスリップしてみたり、iTunesが不思議な映像を表示するだけのウィンドウになってみたり。
実は原因はわかりきっている。このところ、QuickSilverとかGrowlとかの常駐モノがやたら増えたり、Skypeも、Longman辞書も、Emacsも、Xcodeも、ArtRageも、Eclipseも、、、、と、立ち上げっぱなしで切り替えるスタイルが非常に増えた。いちいち終了しなくなってきている。その上、safariで多量のタブであちこちJavaScriptなサイトをオープンしっぱなし、とかまで入ってくると、とてもじゃないけど1GBしかない現状ではそりゃあメモリが足りない。ここまで使い方がひどくなってきたのはLeopardになってからだ。
大量にウィンドウを出しっぱなしにしても、Exposeですぐさま全体を見渡す事ができ「て」しまうし、Spacesを使えば画面ごとジョブを切り替えて使うような事もできるから置き散らかしても制御できてしまう(僕は9x9で各エリアを「メール用」とか「Web用」とかに分けて使ってます)。無くしそうなファイルもStackにホイホイ積んでおけるし、万一無くしてもSpotLightで瞬時に見つかるので整理せずにぶちまけ(これはGoogleDesktopあれば同じか)、一瞬で雑事を片付けられるようDashboard上にはブックマーク的に沢山のWidgetが乗る。term上の作業はhistory含めて管理するのが面倒でついつい立ち上げっ放し。Safariのタブは取り外し付け替えが簡単で(これもチョロメつかってると同じか)ついつい多量に置いてしまう。
だらしなくなったなあとか思うと同時に、機能的にそれが許されるくらいPC全般が強力になってきているという事なんだろうとも思う。余ったパワーを人間補佐にちゃんと使うようになってきていると。今回はそれに僕のマシンのスペックが付いて来れてなかったわけだ。
結構浦島太郎になっていたので、DDR2がいくらくらいなのか把握していなかった。値段をみてビックリ。2GB のPC2-5300が 2000yen程度! こりゃあ増設するしか無いヨ、ということで近くのK'sに行ってみるが、普通の品は高い。どれも9000yen越えだった。流石にあほらしくなって車に戻ってすぐその場でE-mobileショッピングしてしまった。dosparaの通販サイトは使いやすくて好感が持てた。即購入。明日届く予定。楽しみ。
しかし原因がわかってしまうと使い方が上達してしまうようで、アクティビティモニタを使いながらヤバくなるといらないモノを素早くQuitする癖がついてしまっている。あと切羽詰まってくると perl -e '" "x(1024*1024*10)'のようなことして空メモリの確保/解放で不要ページをページアウトして物理メモリをあけたりとか。。。こんな対策だけでも結構快適になるものだ。微妙にメモリ増設が不要に思えてきた(アホ)。便利になるのはありがたいが、それで失う物は確かにあるような気がした。