新生活

住居が新しくなってから既に約一ヶ月。ようやく段ボールの大群との戦いも終わりに近付き、とにかくにも生活のリズムがちゃんと刻めるようになってきた。恐ろしく長かったような短かったような不思議な感覚の一ヶ月で、今から考えると毎日日記つけておけば良かったなあとか悔やまれるのだけれど、ずうっと憧れていた土地(非常に不便だけど・・・)に住めた事にもう頭がぼうっとしてしまい、現実感の無いまま、ふわふわと、毎日毎日を「いいねー」「すてきだねー」「あったかいねー」と夫婦で言い続けてぼやけて過ごしてしまった。これはこれで良かったと思う*1
冬のまっ直中、と言った感の寒さだったので余計に高気密住宅のありがたみが骨身に(いやマジで)染みた。確かにあったかい。ついでに音響がすばらしい。普通のコンポでもまるで空気感はカフェ状態。ギターの音も非常にきれいにのびる。
日記ファイルにはちょこちょこと記録がしてあったので、それをもとにある程度思い出しながら書こうかなあと思う.今日は引っ越し当日のみ。

1/30引っ越し当日

引越社の人たちはとにかく速かった。
来るのも予定の10分前(これは褒められたこっちゃあ無いが)、養生から段ボールを一気に運び出し、僕たちが「これはひどい。重すぎるんちゃうやろか」とか言っていた箱を2つイッペンに持って行くわ、ノンストップだわで、何から何までスピードが凄かった。1時間で積み込みほぼ終了。なんと!
エアコンの業者が来たので外してもらって僕だけ先に新居に行って鍵を開けてきた。エアコン取り付け作業の間手持ち無沙汰だったので本を整理していた。少しずつ片付いて行くのが感動だった。全部本が入るように計算して作ったのでそりゃ入って当たり前なんだけど、それでも感動だった。
そのまま待ってて、と言われたのでしばしまつと引越社のトラックが到着。感動したのが搬出のときはあれほど速攻だった養生からの運びスタートが、搬入のときはこれでもか、というくらい丁寧で、念入りにチェックを行っていた事。しかし始まったらもう大変。例の恐ろしいスピードで書いておいた目的の部屋にどんどんモノが吸い込まれて行った。
結局全作業が終わったのが12:00。更に「もう一つおねがい」というのを聞いてくれるそうなので、植木類を裏庭に運んでもらった。洗濯機など、一部(慎重すぎて)漏れがあったけれども、概ね満足でした。ありがとうございました。

その後

旧居に戻り、息子様を回収。そのまま旧居で手伝いに駆けつけてくれた妻の両親(ありがとう!)と一緒にご飯を食べた。今まで生活していたところががらんどーになっている事が、とってもとっても不思議でなんだか寂しいような、ここに引っ越ししてきた時の事を思い出すような、なつかしいような、なんだかワケのわからない気持ちだった。

アスパラと格闘

アスパラガスを裏庭で作ってて、これは1、2年は根が大きくなるのを待ち、3年目からようやく本格的に収穫できる物らしい。丁度引越ししてきたときに植えたので丁度3年目。今からが本番なわけだ。ということなので、なんとかきれいに根だけを取り出さなくてはいけない。手元に丁度良いサイズのシャベルがあったので、これを使ってかき出すようにとの指令が下った。がんばる僕。
で、最初はどこに何があるのか、目的物がどういう物なのかもさっぱり分からず非常に難航したりしたんだけど、改めてどこに何があるか、とどういう事をするのかを教えてもらったら簡単だった。綺麗に掘り出す事に成功。ミッションブリーフィングの重要性を再認識したw

夜は近くにあるトマト&オニオンでサボった。幸せいっぱいで妙に美味しく感じた。

*1:副作用として息子の口癖が「素敵だねー」になってしまった。これも良い事だと思う