新生活#2

1/31新居生活開始

2日目。とりあえず眠るのには困らない程度に片付いていたので、ごく平和に眠れた。前の引越しのときは引越し後しばらくはダンボールの中でほそぼそと生活する、という感じだった*1。今回の家は広さ自体はむしろ小さくなっているんだけど、何せ死に空間が少ないので、なんと全部ダンボールを出しっぱなしでも普通に生活できてしまう。これはうまい!と自画絶賛などしてみた。
それまでは、生活の節々に非常に小さな小さな不満が散在していたんだと思う。古い家屋だったので隙間風が酷く強烈に寒いだとか、ちょっとした動線が僕たちの生活にあっていなかっただとか、トイレが古いのでどうしても汚れがちとか、換気扇の引き紐が使いにくいとか、階段が閉鎖的で上りにくいとか、テレビの角度がリビングに対して斜めだとか、、、etc.etc...
そうした問題一つ一つはとても小さい。それだけだと問題点に気がつかないくらいの小さな小さな嫌なこと。しかしそれが集まると大きなストレス一著アガリ!になってしまうんだな、と言うことを痛感した。
実は、新居に移ってからというもの、全く子供を叱ってないことに気がついてしまったのだ。彼自身も楽しい気分でいっぱいで、よく言うことを聞いてくれている、と言うのもあるんだけど、それ以上にこれまでは自分のストレスを息子にぶつけてしまっていた部分があるんだろうな。叱ってる、と自分は思っていたんだけど実は「怒る」になってしまっていたんだろう。とても反省してそういう内容をtwitterでつぶやいたら、、、とある人に速攻RTされた。はい、猛省してます。しみません、、、orz
そうしたちょっとした不満点が解消されてしまうと、様々な家事をするのが全然苦にならなくなってくる。いつも掃除してて、よろこんで料理するし、何かしら作業している感じ。これはとても勉強になったことだった。

空配管

旧居ではモデム/電話は1階。2階にマシン室があって、自宅サーバとかのデスクトップ類を全部そこに突っ込んでいた。家中に線を這わすのがイヤだったので、当然ながら接続は無線。無線LANコンバータを使い、2階の集中HUBに接続する、という方式をとっていた。このため、2階で閉じた通信は早いんだけど、一階にある共用PCや外部との通信はあんまり高速ではなかった*2
今回は折角の新居で折角の注文住宅なので壁に空配管を通してもらって、二階と有線でつなぐことにした。
この空配管という奴、要するに壁の中に蛇腹ホースの固い奴みたいなのが入っていて、業者さんがそこにあらかじめリードと呼ばれる針金を通してくれている。で、その先がこんな感じでソケットから出ている。

これの片側に目的のケーブルを結びつけて反対側から引っ張る。うまく両側から引っ張る・押し込むを同時に行うと、スムーズにケーブルが空配管の中を通りできあがり!という仕組み。まずは練習と言うことで、より距離の短い一階のステレオ->スピーカーへの配管をやってみることにした。
作業は両側から同時に行うのが肝(ここ本当に重要)。これからやる人、絶対に一人で片側からだけ引っ張っては×です!! 必ず2人で、1人がケーブルを押し込んで、それと同時に引っ張るようにしましょう!! と、まあそうしないと僕のように一週間近くも苦しむ羽目になります。
こういう作業大好きなので、嬉々としてスピーカーケーブルをリードの片側に結びつけスタート。はやる気持ちを抑えきれず、なんとも教訓的なことに、一人で、しかも仕組みも理解せずに行ってしまったのが最大の失敗であった。
どうも硬い。非常に硬いのだ。途中まではすんなり行くのだけれどなかなか進まない。針金だから配管の途中でひっかかってるのかなあ、と思い込んで引っ張るが、やはり進まない。やけになって思いっきり体に巻きつけたりして引っ張ると何とか進んでくれた。どうも引っかかるポイントがいくつかあるらしい。多分カーブになっているところで針金テイルが大きく撓るからだろうとか推定する。しかし、途中まできたところで引っかかる。んー??なんかおかしいぞさっきまでと違うぞ、と思ったら! 
ケーブルの長さ足りてないよーorz
長さ充分だと思っていたんだけど、どうやら想像以上に中でクネクネしているらしい。で、戻そうとしたら、今度は結び目が 、、、はずれた or----------z
急いでK'sで新しくケーブル買って来る(ばか丸出し)。更に、それまでは完全にブラックボックスと化していた空配管を白日の下に曝してみた。

なるほど、こんな風になっていたのか。こんなほそっこい所にメクラ撃ちで入れるってかなり無理があるんじゃ・・・というわけで必ず表のカバーは外して作業すべき、とか知っている人が聞いたら『あたりまえだろタワケ』と言われそうなことをようやく理解した。その日は疲れたのでこのまま放置した。くやしー、かった。

*1:それはそれでとても楽しかった

*2:まあ、飽和していると言えば飽和してて困らないんだけど・・・