VirtualBox2.2にFedora10入れてみた

CellSDK、というかSystemSim環境一式を二階のUbuntuデスクトップに入れてしまっていた。何が困るって、PS3は一階リビングにあってコンソール弄ろうとすると行ったり来たりしなくてはイケナイ。いままでは絵が必要な事をあんまりやってなかったのでssh接続で問題なかったんだけれども、本体デモ用に何か作り始めると面倒くさい事面倒くさい事。ノートPCに、、、、って思ったんだけど、うちでまともなノートPCってMacBookしかない。じゃあまあVirtualBoxにでも入れてみようかな、のついでにFedora10を入れてみようかと思い立つ。以前はRedHatユーザだったくせにFedoraになってから一度も弄ってない。まあ大してかわらないんだろうけど。の備忘録。

VirtualBox

最新版は2.2らしい。MacOSX用のバイナリを拾ってきてインストーラで一発。簡単すぎるくらいに簡単に出来上がり。

Fedora10

https://fedoraproject.org/ja/get-fedora
からイメージを拾ってくる。だけ。

仮想イメージ作成&インストール

  1. Linux > Fedora
  2. mem. 512MB
  3. disk: 可変サイズ 10GB

で作成。
isoファイルをCDにセットして何にも考えずにインストール。あっという間にインストール完了。良い時代になり過ぎ。
しかし、このままだと画面は800x600に制限されてるし、なかなかと不便。xorg.confに希望の解像度を書き込んでやれば良きに計らってくれるんだけど、Fedoraはデフォルトではxorg.confがないっぽい。system-config-displayをyumでインストールしてxorg.confを吐いても良いんだけど、やはり仮想環境ではウィンドウサイズに応じて変化してくれるとうれしい。

Guest Additions

というわけで、Guest Additions。VMwareの時は何も考えずにできたんだけど(ドライバ等が整備されているので)、VBoxの場合はドライバ(カーネルモジュール)や制御コマンドなんかをゲストOS内部に入れてやる必要がある。やりかたは非常に簡単。VBoxの「デバイス」メニューに「Guest Additionsのインストール」というまんまのがある。これを選ぶとゲストOSにGuest Additionsディスクがセットされる。そのなかにあるVBoxLinuxAddtions-*.sh(*のところは32bit or 64bitでかわる)をsudo で実行。再起動。の順。
Fedora9のXorgに問題があったらしく、過去は一部機能がdisableってたらしいが、現組み合わせでは何の問題も無く動作。完璧。

共有ディスク

共有ディスクはホスト側のVBoxManageを使うのが筋らしいけど、もう一つ、ゲストOSからの方法。
mount.vboxsfを使う。
これも簡単。仮想イメージの設定で作った「共有フォルダ」の名前を指定して、mount.vboxsf <共有ファイル名> とするだけでマウント完了。
どうも僕にはこっちの方がしっくりくる。

その他

3Dアクセラレーションとかも普通にあって凄いなあとか思った。あとVBoxAPIって少し気になったけどまだ全然読んでない。追々勉強していこうかな。